バイアグラとシアリスの比較

バイアグラVSシアリス

バイアグラVSシアリス

バイアグラは1998年1月にアメリカで発売され、1999年3月から日本でも発売された世界で初めての勃起不全(ED)の治療専用の医薬品です。

これに対して、シアリスはこの世界初のED治療薬が登場してから4年あまり後の2002年10月にアメリカで販売が始まり、日本では2007年9月から取り扱いが始まっています。

バイアグラとシアリスを比較すると、まずバイアグラはシルデナフィルと呼ばれる物質を有効成分としており、錠剤は青いひし形で、含有量については25mgと50mgの2種類があります。

シルデナフィルは性行為をはじめる1時間前までに1錠を服用する必要があり、用法と用量を守れば効果は少なくとも5時間は継続します。

ただし、シルデナフィルは胃腸内の油膜をほとんど通過することができないため、食事の最中や終了直後に服用すると効果は半分程度まで低下してしまいます。

性行為をするのは大抵夜でしょうから、夕食後に服用するのであれば、食べ終えてから2~3時間程度空けてから服用した方が良いです。

一方、シアリスの有効成分はタダラフィルと呼ばれる物質で、バイアグラとはまったく異なります。

錠剤は黄色の涙型で、含有量については5mg、10mg、20mgの3種類がありますが、5mgについては取り扱っていない医療機関が多いです。

タダラフィルはシルデナフィルと比べて作用が緩やかなのが特徴であり、それゆえに服用をするタイミングも性行為を開始する3時間前とかなり前になっています。

しかし、効果の最長持続時間は10mgタイプで24時間、20mgタイプで36時間と長く、これがシアリスをはじめとするタダラフィル含有のED治療薬の最大の特徴となっています。

また、シルデナフィルよりは食事による影響を気にする必要はないのも特徴で、脂っこい料理をたくさん食べない限り、食後すぐに錠剤を服用しても、ほぼ空腹時と変わらぬ効果を発揮するでしょう。

シルデナフィル含有の薬とタダラフィル含有の薬でどちらを選ぶか迷っている場合、短時間でもいいからはやく効果を得たいのであれば前者を、勃起可能な状態を長時間持続させたい場合や食事の影響を気にせずに服用したい場合は後者を選ぶと良いです。

なお、シアリスの後発医薬品が日本国内で販売されるようになるのはまだ先ですが、バイアグラについては特許権を保持できる期間がすでに終了いるため、国内のいくつかの製薬メーカーが後発医薬品を発売しており、シルデナフィル含有の薬は今まで以上に安く手に入りやすくなっています。